『枕草子』オススメ章段part2

(いぬお君)
ひつじ先生!!昨日に引き続き『枕草子』の中で面白い話ありませんか?

けっこう、自分なりに共感できた話が多かったんで。どうですか?

(ひつじ先生)
わかりました。

それでは今日も、清少納言さんに来ていただきましょう!

心ときめきするもの(26段)

(清少納言)

こんにちは。今日も呼んでくれてありがとう。

さっそく紹介するわね。

 

心ときめきするもの 頭洗ひ、化粧じて、香ばしう染みたる衣など着たる。

ことに見る人なき所にても、心のうちは、なほいとをかし。

(髪を洗い、お化粧をして、香りをよく薫きこんで染み込ませた着物などを着た時。

別に見る人もない所でも、心の中ははずんでとっても素敵。)

 

(いぬお君)

そんな風に待ってくれている女性がいたら素敵ですね。

めっちゃ健気でかわいいと思います。

あてなるもの(39段)

(清少納言)

 

あてなるもの。いみじううつくしき児の、いちごなど食ひたる。


(上品なもの。とても可愛いらしい子供が、イチゴなどを食べているの。)

(いぬお君)

子どもの健気な様子ってやっぱりめっちゃ可愛いですよねーーー。

うつくしって、古文では「かわいい」って訳すんですね。

にげなきもの(42段)

(清少納言)

次はちょっと長いわよ。

にげなきもの。下衆の家に雪の降りたる。また、月のさし入りたるも、くちをし。月の明かきに、屋形なき車の会ひたる。また、さる車に、あめ牛かけたる。また、老いたる女の、腹高くて歩く。若き男持ちたるだに見苦しきに、異人のもとへ行きたるとて、腹立つよ。

老いたる男の、寝まどひたる。また、さやうに髭がちなる者の、椎齧(しひつ)みたる。歯もなき女の、梅食ひて酸がりたる。下衆の、紅の袴着たる。このころは、それのみぞあめる。

(似合わないもの。下々の家に雪が降っている景色。また、そうした家に月の光が明るく射し込んでいるのも、せっかくの月が台なしだわ。月が明るい晩に荷車に行き会ったのよ。また、そんなしょぼい車に上等のウシをつけているの。また、年とった女が、大きなお腹を抱えて歩いているの。いい年をして若い夫を持っているのさえみっともないのに、その男がほかの女の所へ通っていると言って腹を立てるなんて。年とった男が、寝ぼけているの。また、年とったひげだらけの男が、シイの実を前歯でかじっているのよ。歯のない老女が、ウメを食べて酸っぱがっているし。身分の低い女が、女官をまねて紅の袴をはいているの。

近ごろはそんなのばかりだわ、、、。はぁ。。。。)

(いぬお君)

めっちゃブラックなところ出てますね、、、、。びっくりしました。

でも、むしろ言い切っちゃっている、その正直さ、けっこう好きです❤️(笑)

でも、ナゴンさん、身分の低い人にキビシーーーー!!

(清少納言)

てか、ナゴンって言うな💢

ふふふ❤️でも、けっこう好き放題言うんですよ。アタシ。

それでは、またね👋

ひつじ先生から

(ひつじ先生)

清少納言の『枕草子』は、今のブログの先駆けみたいなもんです。

良いことも、嫌なことも、全部その時の心情を描いているんです。

ただ、中宮定子に関することは明るい話題だけしか描かなかったんですよね。

今回、取り上げた最後の部分「にげなきもの」は、身分に関してすごく厳しいですよね。

今でいうと「下衆」っていう人たちへの言葉です。口に出して人に言ったらかなり問題ですが、自分だけのブログですからね、、、良いことにしましょう。

清少納言は、1000年後を生きる人が読んでいることを想像できたでしょうか、、、、。

また時間があれば紹介しますね。

よければ前回の投稿もぜひお読みください。

ありがとうございました!!

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